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安心ポイント3 早く噛めようになる治療方法

インプラント治療をおこなうにあたって、”歯がない期間がある””食事や会話に不自由する”ことは患者にとって大きなストレスを感じるもの。とくに接客業などでは歯がないことで仕事に支障がでますので、”歯がない期間がない”インプラント治療はないか?とお探しかもしれません。
インプラント治療にはさまざまな方法がありますが、”手術後すぐに仮歯が入れられる””手術後すぐに噛める”など、歯がない期間がない治療法もたくさんあります。また、一般的なインプラント治療方法において仮歯を入れるタイミングは「インプラントと骨がしっかり結合したら」ですが、この治癒期間を短縮する方法もあります。ここでは、「早く噛めるようになる」「歯がない期間がない」インプラント治療について紹介します。

「早く噛めるようになる」「歯がない期間がない」インプラント治療の方法を紹介

抜歯即時インプラント

抜歯即時インプラントはどんな治療方法?

抜歯即時インプラント

抜歯即時インプラントは、抜歯と同時にインプラントを埋入します。通常は抜歯とインプラント埋入は別におこなわれており、抜歯をしてから2~3ヵ月ほどの期間をあけます。しかしその間に歯肉や骨などが痩せてしまい、患者によってはインプラント埋入をおこなうだけの骨が不足してしまうことも。そのなってしまうと、骨を増やすことから始めなければならなくなり、患者にとって治療期間や治療費、身体の負担も大きくなってしまいます。
抜歯即時インプラントでは抜歯と同時にインプラント埋入ができるうえ、骨の状態が良ければすぐに仮歯が入れられます。たとえば抜歯と埋入を別におこない、2回法などのインプラント治療で仮歯がつけられない場合、“歯がない”期間は5~9ヵ月ほどになってしまいます。抜歯・埋入後すぐに仮歯が入れられる抜歯即時なら、“歯がない”期間がないため審美面や食事など、患者のストレスが少ない治療方法だといえるでしょう。

抜歯即時のメリットは?

骨の状態がよければ抜歯・埋入してすぐに仮歯が入れられるため、歯がない期間がない・軽い食事ならすぐに楽しめることは大きなメリットといえるのでないでしょうか。また、通常なら数か月かかってしまう抜歯から仮歯の装着までの期間が1日になることで、治療期間が大幅に短縮できる・体への負担が少ないこともメリットとして挙げられます。

抜歯即時のリスク・デメリットは?

抜歯即時をおこなうためには、インプラントを埋入する骨の状態が良くなければなりません。骨が不足している・抜歯の原因となった病巣が大きい・重度の歯周病であるなどの場合には適用できません。

抜歯即時にかかる費用の目安は?

平均32~58万円ほど。通常の手術より2~8万円ほど加算されることが多いようです。

抜歯即時荷重

抜歯即時荷重はどんな治療方法?

抜歯即時荷重は、抜歯・埋入を同時におこない、その後すぐ仮歯を入れて噛めるようにする治療方法です。抜歯即時とほぼかわらない治療方法であり、すぐに仮歯が入るため“歯がない”期間がないのが特徴です。治療後すぐに軽い食事を摂ることができます。

抜歯即時荷重のメリットは?

抜歯後すぐに仮歯の装着までおこなえるため、“歯がない”期間がありません。軽い食事や会話が楽しめ、審美性にも優れています。また、通常の抜歯から仮歯装着までと比べ、手術回数が減らせることもメリットといえます。歯肉に何度もメスを入れる必要がないため身体の負担が少ないほか、治療期間の短縮や治療費を抑えることができます。

抜歯即時荷重のリスク・デメリットは?

抜歯即時荷重は、顎骨の状態が良いことが条件であり、骨が柔らかい・骨が不足しているなどの場合は適用できません。また、埋入後の初期固定が難しい治療方法ですので、医師の経験やスキルが求められます。

抜歯即時荷重にかかる費用の目安は?

抜歯即時同様、平均32~58万円ほど。通常の手術より2~8万円ほど加算されることが多いようです。

3iインプラント

3iインプラントの特徴は?

3iインプラントはアメリカのBiomet 3i社で製造されているインプラントです。特許を取得している「オッセオタイト」という、インプラント表面に施した加工が大きな特徴。インプラント体の表面にはザラザラとしていて微細な突起があり、この突起にインプラントと骨の結合を促進するフィブリンというたんぱく質が絡まりやすく、インプラントを早期に骨へと安定させることができます。その実力は非常に優れており、高い臨床成功率を誇っています。
さらに3iインプラントにはさまざまな形状があり、傾斜のついたものなど難症例にも対応できることでも有名です。世界的にシェアされているメーカーですので、インプラントのパーツ交換にも不自由しないと考えられます。

3iインプラントのメリットは?

骨との親和性に優れたインプラントであり、治療期間の短縮がのぞめます。インプラントと骨を強固に結合させ、骨の状態が悪い場合でも適用できます。また、骨吸収をしにくい加工がされているため、インプラント周囲炎になりにくいのも大きなメリットです。

3iインプラントのリスク・デメリットは?

高い臨床成功率や難症例にも対応できることから、多くの歯科医師から注目を浴びている3iインプラント。しかしどのクリニックでも対応できるわけではなく、クリニックによっては取り扱いがありません。

光機能化

光機能化の特徴は?

光機能化とは、ある一定の波長の光をインプラント体にあてることで、インプラントを骨と結合しやすくする方法です。 実はチタンを材料にしているインプラントは、製造した日からどんどん劣化していきます。製造当初は水になじむ「親水性」をもっていたインプラントも、たとえ未開封・未使用であっても製造後1週間ほどで劣化し、水をはじく「疎水性」へと変化してしまうのです。 光機能化では、埋入前にインプラントに光をあてることで、インプラントを製造当初に近い新鮮な状態に戻します。これによってインプラントと骨の結合性をより強固にし、早くインプラントが安定するようにできるのです。
光機能化をしているインプラントとしていないインプラントとでは、埋入後の骨との結合のスピード・強度に大きな差があるため、“早く歯を入れたい”“インプラントをしっかり固定させたい”と考える方は光機能化に対応しているクリニックを選びましょう。

光機能化のメリットは?

光機能化されたインプラントは骨と結合しやすく、インプラント埋入後から仮歯装着までの治癒期間を短くすることができます。たとえば通常の2回法治療では、埋入後の治癒期間として下顎3~4ヵ月、上顎5~6ヵ月ほどかかります。しかし光機能化されたインプラントなら、治癒期間を約半分にできることがわかっています。

光機能化のリスク・デメリットは?

副作用などのリスク・デメリットはほとんどありませんが、あえて挙げるとすれば、光機能化に対応しているクリニックは限られてしまうことでしょう。

光機能化にかかる費用の目安は?

光機能化を導入しているクリニックでは標準仕様としていることが多く、加算料金はありません。

オールオンフォー

オールオンフォーはどんな治療方法?

オールオンフォーは、すでに総入れ歯の方や残っている歯では咀嚼が困難な方に適したインプラント治療です。たとえばすべての歯をインプラントにしようとしたとき、1本1本埋入すると多額の費用がかかるうえ、身体の負担もとても大きくなります。しかしオールオンフォーでは最少4本のインプラントで片顎すべての歯を支えられるため、費用や身体の負担を最小限にし、治療期間を大幅に短縮することができます。
なぜたった4本のインプラントで片顎すべての歯を支えられるのか?というと、インプラントを埋入する角度にあります。オールオンフォーでは傾斜をつけたインプラントを埋入するため、噛む力を分散させることができ、たった4本のインプラントでもすべての歯を支えることができるのです。
また、オールオンフォーの特徴として、“手術してすぐ仮歯を装着できる”ことも挙げられます。“歯がない”期間がなく、手術後すぐに軽い食事や会話が楽しめます。

オールオンフォーのメリットは?

4本のインプラントで10~12本の固定ブリッジ(人工歯)を支えられるため、治療費を抑えられ、治療期間も大幅に短縮されます。もし1本1本インプラントを埋入するとしたら、噛めるようになるまで数か月~2年ほどかかってしまいますが、オールオンフォーではたったの1日で噛めるようになります。手術回数も削減できるため、身体への負担も少ないことも大きなメリットといえるでしょう。

オールオンフォーのリスク・デメリットは?

オールオンフォーの手術をするためには、片顎すべての歯がない状態にしなければなりません。よって手術のために抜歯しなくてはならないこともあります。また、治療期間が短いのがオールオンフォーのメリットですが、手術時間は長く、丸1日かかります。

オールオンフォーにかかる費用の目安は?

平均で片顎200~300万円ほどです。クリニックによって上顎と下顎で料金が異なることがありますが、その場合下顎の方が20~30万円ほど低くなっています。

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